スポティファイ、第2四半期で過去最高の利益率達成!株価も急上昇

  • 2024年7月24日
  • 2024年7月24日
  • BS余話

スウェーデンの音楽ストリーミング配信会社、スポティファイ・テクノロジー(SPOT)は、プレミアム会員の課金を引き上げた結果、第2四半期に好調な業績と記録的な利益率を計上しました。このニュースを受け、市場は非常に好感し、同社の株価は大幅に上昇しました。

スポティファイの株価の動向

スポティファイの株価は、7月23日の取引開始後、約11%上昇して327ドルあまりとなりました。このまま上昇が続けば、2021年2月の336.31ドル以来の高値となります。

第2四半期の業績と指標

ファクトセットによると、第2四半期の営業利益は2億6600万ユーロ(2億8900万ドル)で、アナリスト予想の2億3800万ユーロを上回りました。これは1株当たり1.33ユーロに相当し、予想の1.05ユーロを大きく上回る結果となりました。また、売上高は予想通り38億ユーロで、前年比20%の大幅増となりました。

注目の指標である月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比14%増の6億2600万人でしたが、アナリストが予想した6億3100万人をわずかに下回りました。プレミアム会員数は2億4600万人で、ほぼ予想通りの結果となりました。

収益性の向上とコスト削減

スポティファイの第2四半期の売上総利益率は、前期の27.6%から29.2%へと上昇し、過去最高を記録しました。これは、CEOのダニエル・エク氏が「マネタイズの年」と位置づけ、収益性の向上に焦点を当てた戦略の一環として、6月にプレミアム会員の料金を引き上げたことが功を奏した結果です。

さらに、効率化と人員削減によるコスト削減も寄与しています。スポティファイは、「当社のビジネスは、健全な加入者数の増加、収益化の改善、記録的な収益性に牽引され、第2四半期も好調に推移した」と述べており、特に先進国市場が好調であったことを強調しています。

第3四半期の見通し

第3四半期についてスポティファイは、音楽とポッドキャスティングの前年同期比の改善を見込み、1300万人の新規月間アクティブユーザーの増加を予測しています。これにより、売上高が増加し、売上総利益率は30.2%に上昇すると見込んでいます。

アナリストの評価と今後の展望

アナリストは第2四半期に入り、スポティファイ株に対して概ね強気の姿勢を示していますが、さらなる値上げは難しいとの見方もあります。一部のアナリストは、ウォール街が「成長しすぎ」を期待していると警告しています。

しかし、今年に入ってからスポティファイ株は75%上昇しており、企業としての成長は顕著です。今後もスポティファイの戦略と市場の反応に注目が集まりそうです。

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