選挙結果に左右されない米国株!バロンズが選ぶ10の銘柄

政治的なニュースが日々の見出しを飾る中、米国株投資家にとって本当に重要なことは何でしょうか?経済誌バロンズが「10 Top Stocks That Can Hold Up No Matter Who Wins the Election」というタイトルの記事で、選挙結果に関係なくアウトパフォームできる企業を取り上げています。この記事では、その内容を詳しく紹介し、投資家としての戦略を考える材料を提供します。

バロンズの記事概要

バロンズの記事では、ファクトセットの銘柄スクリーニング・ツールを使用して、ラッセル1000指数に採用されている大型株と中型株の中から、特に注目すべき企業を選定しています。これらの企業は、利益と売上高が2桁成長し、今年の株主資本利益率が10%を上回ると予想されているにもかかわらず、市場全体の予想収益倍率の22倍前後という割安な水準で取引されています。

バロンズが選んだ10銘柄

  1. ゴールドマン・サックス (GS): この中で時価総額最大の企業であり、FRBの利下げやM&Aの増加により、さらなる株価上昇が期待されています。
  2. プログレッシブ (PGR): 大手自動車保険会社であり、強力な競争力を持ち、予想株主資本利益率は27%に達しています。
  3. ゼネラル・ダイナミクス(GD): 防衛請負業者として安定した業績が見込まれています。
  4. シュルンベルジェ(SLB): 石油サービス企業であり、エネルギー市場の動向に強く影響されない強みがあります。
  5. ニューモント(NEM): 銅、亜鉛、鉛、銀の生産会社であり、安全資産の需要に対応しています。
  6. ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL): 旅行業界の回復により、消費者裁量株として注目されています。
  7. ルルレモン(LULU): 高成長が続くアスレジャー市場のリーダー企業です。
  8. スケッチャーズUSA(SKX): 快適な履物市場でのシェア拡大が期待されています。
  9. ファースト・ソーラー(FSLR): 代替エネルギー大手として、長期的な成長が見込まれています。
  10. ブロック (SQ): モバイル決済のリーダーであり、ビットコイン関連収入の増加が続いています。

投資家へのメッセージ

バーンセン・グループのデビッド・バーンセン最高投資責任者(CIO)は、「業績、連邦準備制度理事会(FRB)、地政学がより大きな原動力であるため、選挙はマーケットが考慮する優先順位のトップ3には入らない」と述べています。投資家は、政治的な動きに惑わされず、企業の業績に注目することが重要です。

バロンズの記事に掲載されているこれらの企業は、ワシントンで何が起ころうとも繁栄できるはずです。選挙結果に一喜一憂することなく、長期的な視点で投資を考えるべきだとバロンズは呼びかけています。

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