エヌビディア(NVDA)の株価が4月19日の市場で10%安の762ドルと大きく下落しました。この大幅な下落により、同社の時価総額は約2120億ドル減少しました。これは米国企業の歴史において2番目に大きな1日における損失となりました。
エヌビディアに関して具体的なニュースがあったわけではありませんが、AI関連銘柄として株価を大幅に上昇させて来たスーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)がこの日、23%安と暴落したことが影響したものと思われます。「なぜスーパーマイクロは20%も急落したのか?3月期決算前の異例の動きを解析」
この記録的な下落は、2022年2月3日にメタ・プラットフォームズ(META)が記録した2320億ドルの損失に次ぐものです。エヌビディアのこの日の損失額は、半導体業界におけるライバルであるインテル(INTC)とクアルコム(QCOM)の時価総額を合計した額をも上回るもので、業界全体に衝撃を与えました。
*過去記事はこちら エヌビディアNVDA