AMDのAI半導体市場進出:株価上昇の新たな波

  • 2024年1月24日
  • 2024年1月24日
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アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が、AI半導体市場で重要なプレーヤーになる可能性が高まっています。ウェドブッシュ証券のアナリスト、マット・ブライソン氏は、AMDの「アウトパフォーム」の格付けを再表明し、目標株価を130ドルから200ドルに引き上げました。

これは、AMDがエヌビディア(NVDA)のセカンドソースや代替品としての役割を果たすのに適しているという見解に基づいています。AMD株は1月23日現在169ドルあまりで取引されており、新しい目標株価は18%の上昇余地があることを示しています。

AMDのデータセンター向けGPUの販売見通し

AMDは、データセンター向けのグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の販売において、明るい展望を持っています。ブライソン氏は、AMDが今年、データセンター向けGPUで約31億ドルを稼ぐと予測しており、これは以前の20億ドルの予想から大幅に上方修正された数字です。さらに、AMDはAI向けGPU市場でのシェアは今年末までに1桁台半ばから後半に達成する可能性があると同氏は予想しています。

MI300が牽引するAMDの株価上昇

AMDの最近の株価上昇は、主にMI300というデータセンター向けGPUに関連しています。この製品は、AIプロジェクトやアプリケーションを強化するために開発されました。その結果、AMD株は過去12ヶ月で118%上昇し、iシェアーズ・セミコンダクター上場投信の上昇率49%を大幅に上回っています。

まとめ

AMDは、AI半導体市場での重要なプレーヤーとして、投資家や業界関係者から注目されています。ウェドブッシュ証券の分析により、その株価の見通しが更に良くなると予想されています。AI技術の進展に伴い、AMDのような企業の動向は今後も重要な意味を持ち続けると予想されます。

*過去記事はこちら  AMD

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