アップル株下落の背後にある真実: iPhone15の発売が引き起こす波紋

iPhone15の発売開始はまだ株価を助けておらず、9月はアップル(AAPL)にとって2023年に入ってから最悪の月となりそうです。

9月27日の終値は170.43ドルとなり、5月上旬以来の安値となりました。アップルは今月、9.3%下落しており、12%下落した昨年12月以来、今年最悪の月となるペースです。四半期のペースでは、2022年第2四半期以来最悪の四半期となりそうな状況です。

22Vリサーチ社のシニア・マネージング・ディレクター、ジョン・ロケ氏は、アップル株は夏に急騰した後、まだ調整中であるという見方を繰り返し述べています。同氏は、同社の株価チャートと上昇した後、調整した過去の事例から、株価は150ドルまで下落する可能性があるとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は27日の深夜、テストと購入者のコメントから、ハイエンドのiPhone 15 Proが過熱問題に悩まされているようだと報じています。iPhone 15の発売以来、アップルをめぐる最近のニュースの流れはあまりポジティブなものがありません。

今後アップル株が上昇に転じるとするならば、iPhone 15の需要に関する具体的なデータがその要因になると予想されています。

予約注文の兆候は、堅調な需要を示していましたが、UBSのアナリストは今週のリサーチノートで、一部の消費者はヨーロッパでより安価なデバイスにトレードダウンしている可能性があり、中国の需要はマクロ経済圧力に影響される可能性があると指摘しています。同社はアップル株の目標株価を190ドル、格付けを「中立」に据え置いています。

エバコアのアナリストはより楽観的で、4,000人を対象とした調査によると、iPhone 15の総需要はiPhone 14よりも強く、より高価なProとPro Maxモデルの需要が持続的に増加していると述べています。同社のアミト・ダルヤニ氏は、「アウトパフォーム」の格付けと210ドルの目標株価を維持しています。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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