半導体メーカーのマーベル・テクノロジー(MRVL)が8月24日に発表した四半期決算はウォール街の予想をわずかに上回るものでしたが、株価は時間外取引で3%あまり下落しています。
7月期の売上高は13億4,000万ドルで、アナリスト予想の13億3,000万ドルをわずかに上回りました。調整後の1株当たり利益は33セントでした。
10月期について経営陣は売上高14億ドルとのガイダンスを示しましたが、こちらもアナリスト予想の13億9,000万ドルを少し上回りました。
「第3四半期は前四半期比で増収が加速すると予想しています。この成長は主にAIとクラウドインフラが牽引している」とマット・マーフィーCEOは決算発表で述べています。
マーベルは、データセンター、5Gインフラ、ネットワーキング、ストレージ市場向けの半導体とハードウェア製品を販売しています。
ウォール街のアナリストはマーベルに対して概ね好意的で、ファクトセットによると、約90%が「買い」またはそれに準ずる評価、7%が「ホールド」の評価となっています。同社の株価は今年これまでに55%上昇しています。