エヌビディア第2四半期決算発表直前!アナリストたちの強気な目標株価をチェック

8月23日に第2四半期決算発表予定のエヌビディア(NVDA)。ウェドブッシュ証券のアナリスト、マット・ブライソン氏は、同社が再び素晴らしい結果を報告すると予想しています。しかし、その内容がどれだけ優れていても、それが必ずしも重要ではないとも同氏は述べています。

エヌビディアの業績は予想を上回り、「堅調な見通し」が示されると同氏は予想していますが、同社はAI分野で圧倒的な強さを誇っているため、投資家を満足させるために、業績と見通しがウォール街の予想のハイエンドに達する必要さえないと考えています。もし今四半期の業績予想が期待ほどではなかったとしても、市場は次の四半期の潜在的な強さに期待するだろうとのことです。

「前四半期にAIトレーニングの需要が大幅に高まり、エヌビディアほどの数量を供給できるシリコン・サプライヤーが他に存在しない今、未充足の需要は将来の四半期に先送りされ、将来の売上高とEPSを押し上げると考えられる」と同氏は予想しています。

同氏は、ウェドブッシュがエヌビディアの中期的な未来に「非常に強気」であることを強調しています。目標株価を490ドルとし、8月18日の終値から13%の上昇余地があると見ています。

今週のエヌビディアの決算発表に注目が集まる中で、アナリストによる目標株価の引き上げが相次いでいます。データセンター・ビジネスにおける同社のチップに対する目先の需要や、今後の規制強化を懸念する中国企業からの注文の増加が、その理由のひとつとなっています。

パイパー・サンドラーのアナリスト、ハーシュ・クマール氏は、先週の初めに目標を450ドルから500ドルに引き上げた際に、これらの要因を挙げています。

ただ、ブライソン氏とクマール氏は、ウォール街の中で強気派の方ではありません。ファクトセットのデータによれば、アナリストのエヌビディアの平均目標株価は529.6ドルとなっています。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG