アマゾン・ドット・コム(AMZN)がその最新の決算発表でAWSクラウドコンピューティング事業について前向きな見解を示した結果、ソフトウェア企業の株価が8月3日のアフターマーケットで上昇しました。データドッグ(DDOG)の株価は約7%、スノーフレーク(SNOW)の株価は約6%上昇しました。
アマゾンのAWSは、今回の決算発表で前年同期から売上が12%増加したことが明らかになりました。同社のCEOであるアンディ・ジャシー氏は、「顧客がコスト最適化から新たなワークロードの展開に移行し始めたことで、この注目を集める事業部門が安定した」とコメントしました。
AWSのパフォーマンスはデータドッグの業績に影響を与えると考えられており、そのため、データドッグの株価はアフターマーケットで大幅に上昇しました。この関連性について、バーンスタインのアナリストであるピーター・ウィード氏は今年5月に、「データドッグとAWSの成長パフォーマンスは密接に結びついている」と述べていました。データドッグは8月8日に決算発表を予定しています。
クラウドコンピューティングについては、マイクロソフト(MSFT)の最近の決算報告で控えめなコメントが聞かれたため、一部の関連企業株が一時的に売り込まれました。しかし、アマゾンのAWSの成長とそれに伴うデータドッグやスノーフレークの株価上昇が示すように、クラウドコンピューティング事業は依然として堅調な成長を見せています。
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