パランティア・テクノロジーズ(PLTR)の株価が7月31日も上昇しました。終値は11.4%高の19.84ドル。先週金曜の28日に10%以上上昇したのに続き、2日連続の大幅上昇となっています。
28日の上昇は、ベテランのウォール街アナリストによるカバレッジの開始と強気のコメントを受けたものです。そのアナリストがその後、自身の見解を伝えるためにメディアに出演し、パランティア株への期待をさらに高めました。
ウェドブッシュ証券のベテランアナリスト、ダン・アイブス氏は28日にパランティアのカバレッジを開始し、株式に対してアウトパフォーム(買い)の格付けと25ドルの目標株価を設定しました。これは、27日の終値から55%の上昇を見込んだ価格です。さらに、アイブス氏の強気のコメントが株価を押し上げました。「パランティアの株価急騰、著名アナリストが評価するその理由とは?」
アイブス氏はその見解を伝えるためにメディアに登場し、パランティアを昨年アルゼンチンをワールドカップ優勝に導いたサッカーのリオネル・メッシに例えました。
AIソリューションを売り込む多くの企業が新参者であるのに対し、パランティアには実績があることを同氏は指摘。さらに、米国政府とその同盟国のために極秘契約を結んできた同社の歴史が、特にデータセキュリティの面でパランティアに大きな信頼性を与えていると主張しました。
アイブス氏が金融番組に出演して、自身の見解を広めたことにより、パランティア株への注目度が高まり、週明けも株価の急騰が続いたようです。
*過去記事はこちら パランティア PLTR