アマゾン決算発表直前!J.P.モルガンが示す成長への期待

アマゾン(AMZN)の第1四半期決算の発表が近づいていますが、J.P.モルガンのアナリストは、強気の姿勢を維持しています。

ダグ・アンマス氏は4月21日付けのレポートで、アマゾンがインターネット・セクターのトップアイデアであることに変わりはないと記しています。ただ、同氏は第1四半期のEコマースの動向が「依然として鈍い」とし、成長率は第4四半期から改善しているものの、引き続き低調であるとも述べています。

そうした状況ではあるものの、アマゾンを含むEコマース小売業者は、食料品、アパレル、アクセサリー、家具などの未開拓カテゴリーで市場シェアを拡大し続けるだろうとアンマス氏は考えています。さらに、アマゾンが小売業での成長により、2023年に営業利益率を改善できると確信し、「コスト抑制のための有意義な措置を講じている」と考えています。

アンマス氏は「オーバーウェイト」の格付けと135ドルの目標株価を維持しました。この株価は4月20日の終値103.81ドルから30%の上昇の余地があると見ていることを示しています。

アマゾンは4月27日(木)のマーケット終了後に、第1四半期決算を発表する予定です。ファクトセットの調べでは、アナリストは、売上高1246億ドル、1株当たり23セントの調整後利益を予想しています。

投資家はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の業績に注目していますが、最高経営責任者のアンディ・ジャシー氏は4月13日の株主への年次書簡で、「現在の厳しいマクロ経済状況で企業は支出に慎重になっており、短期的には逆風がある」と述べています。

AWSはアマゾンの年間営業利益に最も貢献している部門です。今月初め、パイパー・サンドラーのアナリストであるトーマス・チャンピオン氏は、クラウドコンピューティング部門の市場シェアが50%であることを指摘し、厳しい支出環境の中でもさらなる業績向上が期待できるとの明るい見方を示しました。同氏は、アマゾン株に対しての「オーバーウェイト」の格付けと123ドルの目標株価を維持しています。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

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