かねてからエヌビディア(NVDA)について強気の見方をしていたバーンスタインのアナリスト、ステイシー・ラスゴン氏が目標株価の引き上げを行いました。
3月28日、同氏は「アウトパフォーム」の格付けを再度表明するとともに、目標株価を265ドルから300ドルへと引き上げました。これは、28日午後の市場で261.5ドルで取引されている同株に15%の上昇の余地があることを示しています。
ラスゴン氏は、生成AIサービスのAIモデルを訓練するためにエヌビディアのチップが必要であり、需要にプラスになると楽観視しています。
「我々は採用曲線の初期にいる。時間の経過とともに、モデルの複雑さが増し、採用が広がれば、TAM(総アドレス可能市場)は数十億(ドル)に達する可能性があると考えている」と同氏は述べています。
エヌビディアの業績予想は今後「上方バイアス」がかかると予想されることから、同社株を保有することはAIをテーマとして投資を行うための「最良の方法」であるとラスゴン氏は評価しています。
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