魅力的な買い場を提供しているとしてエヌビディア とAMDに買い推奨

キーバンク・キャピタル・マーケッツは、エヌビディア(NVDA)とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が中国での需要軟化の影響を受ける可能性があると警告しましたが、この2つの半導体銘柄の株価の水準は依然として魅力的な買い場を提供しているとして買い推奨を行いました。

同社のアナリスト、ジョン・ヴィン氏は、1月11日、エヌビディアの目標株価を230ドルから220ドルに、AMDの目標株価を85ドルから80ドルに引き下げたものの、両社ともに「オーバーウエイト」という格付けを再度提示しました。

第4四半期の「アジアのサプライチェーンからのフィードバックは、全体的な需要動向が引き続き弱含みであることを示している」とする同氏は、中国は「コロナの症例が急増しており、商品の最終消費に悪影響を及ぼしている」と現状を分析しています。

同氏はまた、ゲームとデータセンターの両市場におけるエヌビディアの半導体事業が、中国の影響で減速する可能性があると予想しているほか、調査会社IDCが11日に発表した第4四半期の世界のコンピューター販売台数が前年同期比28%減となったことが、AMDに打撃を与えるとも見ています。

しかし、こうした情勢にも関わらず、「半導体企業は、この不況を乗り切るために、過去のサイクルよりもはるかに有利な立場にあると信じている」とヴィン氏は述べ、「今回の調整によるリスクは、すでに株価に反映されている」と楽観的です。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA AMD

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