アナリストによる格下げが行われたマイクロソフト(MSFT)の株価が下落、1月4日の終値は4.37%安の229.1ドルでした。
Karl Keirstead氏率いるUBSのアナリストは4日、マイクロソフトのクラウドコンピューティング事業であるAzureの成長は、市場の成熟と厳しい経済環境のため、投資家の予想よりも早く減速する可能性があることを指摘するメモを発表しました。
同アナリストらによれば、マイクロソフトのオフィス・ソフトウェア製品の販売も、企業の人員削減により、今年は減速する可能性が高いとのことです。
UBSは格付けを「買い」から「中立」に引き下げるとともに、目標株価も300ドルから250ドルに引き下げました。
ただ、株価に対して特に否定的な見方をしているわけではなく、現在のバリュエーションは安くはなく、すでにフェアなレベルになっている旨を引き下げの理由としています。
*過去記事はこちら マイクロソフト MSFT