イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(MANU)の株価が、アップル(AAPL)が同クラブの買収を検討していると報じられたことで急騰しました。11月25日の終値は12.82%高の21.21となっています。
マンチェスター・ユナイテッドは今週初め、同社の取締役会が成長を強化するために「クラブの戦略的選択肢を検討するプロセスを開始する」とする声明を発表。これらの選択肢の中には、新たな投資やクラブの売却も含まれると、声明の中で述べています。
このような中、英国のタブロイド紙デイリー・スターは11月25日、アップルがマンチェスター・ユナイテッドを58億ポンド(約70億ドル)で買収することに関心を持っていると報じました。
同紙は情報源を明らかにしていませんが、「CEOのティム・クックは、ユナイテッドを所有することで得られる機会を探ることに熱心で、レイン・グループを含む売却を監督するために指名された銀行と話をする予定だ」と書いています。
同じ英国のタブロイド紙であるデイリー・メイルは今週初め、フェイスブックの親会社であるメタ・プラットフォームズ(META)やアマゾン(AMZN) などのデジタル技術を持つ企業が、売却先となる可能性があると報じました。また、企業ではなく主権国家が関心を持つ可能性にも言及しています。
マンU株は今週高騰しており、前週と比べると60%近く上昇しました。