パロアルトネットワークス 「適切な時期に適切な場所にいる」とアナリストが高く評価

パロアルトネットワークス(PANW)は、堅調なサイバー需要が引き続き成長を牽引し、ウォール街を喜ばせる好決算を発表しました。「パロアルトネットワークス 好決算で急騰

パロアルトは、顧客がサイバーセキュリティへの支出を増やしたため、アナリストの予想を上回る会計年度第1四半期の収益と売上を計上し、通年の財務ガイダンスを引き上げました。

「第1四半期における当社の成長は、顧客が当社のセキュリティ・プラットフォームへのコミットメントを継続的に高め、当社の最高水準の機能を選択し、セキュリティ・アーキテクチャを簡素化できるようになったことに起因しています」と、Nikesh Arora CEOは業績発表で述べています。

この決算を受け、株価は11月18日に9%急騰しました。ウォール街のアナリストたちは、この四半期決算と、それがサイバーセキュリティ企業の将来の成長に意味するものについて楽観的な見方をしています。

ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏 は、リサーチノートの中で、「同社は、不透明な経済状況にもかかわらず、数年にわたるサイバーセキュリティ関連の企業投資の波から利益を得るのに、適切な時期に適切な場所にいる」と述べています。

同氏は、「買い」の格付けと目標株価200ドルを維持し、パロアルトの業績について楽観的であるだけでなく、今後数年間のサイバーセキュリティ分野全体についても強気であるとしています。

このように感じているアナリストは、アイブス氏だけではありません。レイモンド・ジェームズのアナリスト、アダム・ティンドル氏は、サイバーセキュリティの需要こそが、パロアルトの四半期における好調な業績を支えていると書いています。

同氏はリサーチノートに、「マクロ的な課題は認識されていたが、セキュリティ需要の優先順位付けと、顧客の支出をうまく集約する幅広いポートフォリオがそれを打ち消した」と書いています。同氏は、「アウトパフォーム」の格付けと215ドルの目標株価を維持しました。

ウィリアム・ブレアのアナリスト、ジョナサン・ホー氏も「アウトパフォーム」の格付けを維持し、リサーチノートの中で、「顧客がITとセキュリティの予算に対する制約にさらに直面している時、最善のソリューションからなるプラットフォームを提供するというパロアルトのアプローチはうまく共鳴しており、時間と共により大きな財布シェアの獲得につながるだろうと考えている」と述べています。

パロアルトの株価は2022年に7.5%下落しましたが、17%暴落したS&P500よりも良いパフォーマンスを見せています。ファクトセットが調査した41人のアナリストのうち、90%が「買い」、10%が「ホールド」と評価しており、「売り」と評価する人はいません。

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