ブロック 決算発表後10%上昇、アナリストの評価は

11月3日に第3四半期決算を発表したデジタル決済企業のブロック(SQ)の株価が11月4日に高騰しています。

決算発表を受けてモルガン・スタンレーのアナリスト、ジェームズ・フォーセット氏は11月4日にこう書いています。「来年は投資の増加ペースを大幅に抑える計画なので、経営陣が業務効率化に注力していることを市場は評価していると思う。我々は歴史的に激しい競争の中でより大きな投資を好むが、フィンテックでは競争力学が変化していることに注目している。」

同氏は、このような環境は、ブロックが堅実な成長を提供しながら、営業レバレッジの改善に集中できる環境であるとしています。同氏はブロック株を「イコールウェイト」と評価し、目標株価を85ドルから67ドルに引き下げました。ブロックのキャッシュアプリとアフターペイ事業の評価をペイパル(PYPL)やアファーム(AFRM)と同程度にするとしています。

モフェットネイサンソンのシニアマネージングディレクター、リサ・エリス氏は、ブロック株に対してより強気なスタンスをとっており、格付けを「アウトパフォーム」、目標株価を100ドルと評価しています。

「過去2年半の乱高下の後、ブロックのビジネスは、これまで以上に強くパンデミックから抜け出している」と同氏は11月4日に書いています。

同氏は、国際的な拡大、パンデミック後の中小企業の回復、そしてプラットフォームの新機能の展開が、同社を助けていると見ています。

ファクトセットの調べでは4日の時点でブロックをカバーするアナリストの約3分の2は、89.72ドルの平均目標株価で「買い」と評価しています。11月4日の午後2時半過ぎの段階でブロックは10%高の59.3ドルで取引されています。

*過去記事はこちら ブロック SQ

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