ピンタレスト（PINS）は10月27日の市場終了後に第3四半期決算を発表しましたが、売上高と利益が予想を上回ったため時間外取引で10％近く上昇しています。
第3四半期の売上高は6億8460万ドルで、前年同期の6億3290万ドルから8％増えました。株式報酬などを調整した後の利益は、1株当たり11セントでした。
ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想では売上高は6億6700万ドルで、1株当たり6セントの調整後利益とされていました。
ピンタレストの新最高経営責任者ビル・レディ氏は、「厳しいマクロ環境にもかかわらず、当社はパフォーマンスを上げ、広告主に対して明確な価値提案を行い、あらゆるファネルにわたってユーザーにリーチしています」と声明で述べています。
アナリストとの電話会議で、ピンタレストの経営陣は、特に大規模な小売および消費者包装商品（CPG）マーケティングにおける顧客の安定性を強調しました。第4四半期の見込みについては、売上が「前年同期比で1桁台半ばの成長」になると述べています。
ユーザー1人当たりの平均売上は、全世界で11％増の1.56ドル、米国とカナダで15％増の6.13ドルでした。月間アクティブユーザー数は、世界全体でほぼ横ばいの4億4500万人、米国とカナダの月間アクティブユーザー数は2％減の9500万人となっています。
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