アップル(APPL)は9月7日、新しいiPhone 14を発表しました。また、Apple Watchの新モデルとヘッドフォンAirPods Proの新モデルも併せて発表されています。
*詳細については以下のプレスリリースをご参照頂さい。
「Apple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表」
「Apple、次世代のAirPods Proを発表」
「Apple Watch Ultraが登場」
「Apple、Apple Watch Series 8と新しいApple Watch SEを発表」
発表された新製品の内容については、細かいことは別として、事前にリークされていた情報の範囲内のものばかりで、大きな驚きはなかったということが大方の反応のようです。
そんな中で衝撃を受けたとコメントしたのが、ウェドブッシュ証券の著名アナリスト、ダニエル・アイブス氏です。
同氏は先週、サプライチェーンの問題や中国におけるCovid-19によるシャットダウンの問題などにもかかわらず、新しいiPhone をリリースすることは、ティム・クックCEOと同氏のチームの「もう一つの大きな成果」であるとニューモデルの発売に今年も漕ぎ着けたことを高く評価していました。
そんなアイブス氏が、この日発表された内容で「衝撃的」だったと感じたのは、アップルがiPhone 14の価格をドルベースでほぼ据え置いたこと。
経済誌バロンズのインタビューへの電子メールの回答の中で、アップルが自社開発した半導体の存在によって、同社がより柔軟にマージンを確保できるようになり、今回の価格据え置きを可能にしたと考えられると同氏は分析しています。
*過去記事はこちら アップル AAPL