アップスタート・ホールディングス(UPST)は7月27日、Automotive Market Dataが発表したデータによって、2022年第2四半期に米国で最も急速に成長している自動車小売ソフトウェアに選出されたことを発表しました。
4月から6月にかけて、約240のディーラーがアップスタート・オート・リテールを使用して稼動し、これは調査対象の数十の自動車ソフトウェアプラットフォームの中で最高レベルの成長だったそうです。
「当社の市場データによると、アップスタート・オート・リテールは、優先OEMデジタル・リテール・プロバイダーと独占OEMデジタル・リテール・プロバイダーを含めて、今年第2四半期にディーラー数の純増数が最も多かった」とAutomotive Market Dataのピート・バッテン氏は述べています。
自動車ディーラーの間でアップスタート・オート・リテールが急速に普及しているのは、ディーラーにとっては店舗でのカスタマイズ、顧客にとってはオンラインアクセスという独自の組み合わせによるものだったとプレスリリースは説明しています。
今年初め、アップスタートはそのプラットフォームにモバイルファーストの小売機能を追加し、顧客体験をさらに最適化することを発表しました。トヨタ、レクサス、三菱、起亜、そしてフォード、ホンダ、BMWを含む37ブランドのトップフランチャイズディーラーに続いて、スバルとVWがアップスタート ・オート・リテールのサポートを発表した最新のOEM企業となっています。
アップスタート・オート・リテールのゼネラル・マネージャーであるミヒア・ローゼン氏は、プレスリリースの中で次のように述べています。
「我々は、ディーラーと顧客の双方にとってより透明でシームレスな体験を生み出す機会を早くから見出しており、それが現在市場で実現されつつあります。在庫不足の中、販売店、OEM、顧客のすべてが、時間、コスト、複雑さを軽減する小売体験を探し求めています。アップスタート・オート・リテール・プラットフォームの急成長は、人々が自動車を購入し、融資する方法を強化する大きな機会を示しており、我々は全国の革新的なディーラーグループにそれを提供することを楽しみにしています」。
プレスリリースは以下のように今回の受賞の意義を強調して結ばれています。
「この成長は、車の閲覧や選択から自動車ローンの最良金利の迅速な確保まで、顧客とディーラーの自動車購入体験を変革し続けるアップスタートにとって、重要なマイルストーンとなります。アップスタートは2021年にAIを活用した融資を自動車市場に導入し、ディーラーがより多くの顧客に手頃な融資を提供できるようにしました。アップスタートのAIモデルは、1,000以上のデータポイントを考慮し、従来のクレジットスコアよりも正確な信用度のイメージを描きます」
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