AMDは景気後退期に買うべき半導体株とアナリストが推奨

  • 2022年7月1日
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ノースランド・キャピタル・マーケッツのアナリスト、Gus Richard氏は6月30日、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の格付けを「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げました。ただ、その一方で、目標株価を97ドルから95ドルに引き下げています。

「世界的な不況に向かう中、一般的に半導体企業の評価は高すぎると我々は考えている」と同氏は書いていますが、AMDが手がけるハイエンド・サーバーチップ・ビジネスは不況の影響をほとんど受けないと見ています。

AMDは、パソコンやサーバー、グラフィックカードなどのメインコンピューティングの頭脳となるプロセッサを製造しています。

企業向けサーバーやクラウドコンピューティングの半導体事業は、高価格帯で利益率が高いため、特に有利です。AMDは、インテル(INTC)が6月初め、次世代サーバープロセッサーの生産開始を予定より遅らせることを認めたことから、その恩恵を受けるはずです。

また、同アナリストは、AMDの株価が今年初めの32倍から、2023年に予想される1株当たり利益のわずか16倍で取引されていることにも言及し、「我々のAMDのサーバーチップ事業に対する明るい見方が正しければ、同社株はこの水準ではバーゲンであるかもしれない」と述べています。

*過去記事はこちら「AMD

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