テスラ 1対3の株式分割を実施する計画を発表

テスラ(TSLA)が1株を3株にする株式分割を行う計画であることが明らかになりました。

同社は3月に株式分割の意向を表明していましたが、6月10日に公表した株主総会の招集通知でその比率が明らかになりました。同社は、8月4日の年次総会で、授権株式数を20億株から60億株に増やすよう株主に要請するそうで、株主は保有する株式1株につき、2株を追加で受け取ることになります。

テスラは、当社の普通株式の市場価格をリセットし、社員がより柔軟に株式を管理できるようにするとともに、個人投資家にとって身近なものにする」と招集通知の中で述べています。

テスラは2020年8月に1株を5株に分割しており、株式分割は約2年ぶりになります。招集通知では20年8月から今年6月6日までに株価は43.5%上昇したと説明し、社歴の浅い社員に株式報酬を付与しにくくなっていることを示唆しています。

ハイテク株では、アップル(AAPL)が20年8月に1株を4株にする株式分割を実施したほか、アマゾン(AMZN)が6月始めに1株を20株にしたばかりです。アルファベット(GOOGL)も7月に1対20の株式分割を予定しています。

株式分割は根本的なビジネスに影響を与えませんが、一部のトレーダーは一般的にこうした計画を強気のサインと受け止めています。テスラの株価は6月10日の通常取引で3.12%下落しましたが、株式分割が発表されたあとのアフターマーケットで10日の終値に対し2%近く上昇しています。

*過去記事はこちら テスラ TSLA

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