クラウドベースのデータソフトウェア会社であるスノーフレーク(SNOW)の目標株価をアナリストが相次いで引き下げました。
UBSが260ドルから180ドルに、カウエンは390ドルから280ドルに、そしてジェフリーズが230ドルから150ドルに引き下げています。
同社は5月25日に四半期決算の発表を予定していますが、多くのアナリストは、決算前に目標株価を更新し、顧客に対して決算前の見通しを提供します。今回の引下げは、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に努める中、金利上昇や成長鈍化といったマクロ経済的な懸念が高まっていることを反映していると思われます。
多くの投資家が将来の収益に適用する割引率の基準として使っている10年債利回りが2.85%まで上昇しているため、スノーフレークの目標株価もそれに合わせて修正されたようです。
5月24日の市場はS&P500とナスダックが大きく上がっていますが、この引下げの影響を受けてスノーフレークの株価は3%減の137.17ドルで取引されています(米国東部時間3:30PM)。
*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW