ドクシミティ(DOCS)は5月17日、第4四半期決算を発表しましたが、第1四半期の業績予想がアナリストのコンセンサス予想を下回ったため、アフターマーケットで株価が18%ダウンの27.71ドルと急落しています(米国東部時間5:10PM)。
医療従事者のコラボレーションとコミュニケーションを支援するソフトウェア・プラットフォームを提供する同社の第4四半期の売上高は9370万ドルで前年同期から40%増加。コンセンサス予想の9011万ドルを上回りました。
ファクトセットによると、株式報酬などを調整した後の利益は1株当たり21セントで、コンセンサス予想である1株当たり15セントを上回りました。
しかし、経営陣は第1四半期の売上ガイダンスを8860万ドルから8960万ドルとし、コンセンサス予想の9680万ドルを下回りました。株価はこのガイダンスに反応し、大きく下落しているようです。
ただ、通年のガイダンスは引き上げています。以前の4億5000万ドルから4億5400万ドル〜4億5800万ドルの範囲へとわずかではありますが上方修正が行われました。コンセンサス予想は4億5220万ドルとなっていました。
利益予想も引き上げられています。コンセンサス予想は1億8080万ドルでしたが、経営陣は今年度の調整後EBITDAを1億9200万ドル〜1億9600万ドルと予測しています。
*過去記事「ドクシミティが3月7日、8%近くも上昇した理由」