クラウドストライク ウクライナ戦争による需要の急増で格上げ

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)の株価は、ゴールドマン・サックスのアナリスト、ブライアン・エセックス氏が同社を熱烈に支持したことを受けて、大幅高で取引されています。

ロシアのウクライナ侵攻の結果、企業のセキュリティへの関心が高まっていることから、クラウドストライクは恩恵を受けるだろうと同氏は述べています。

エセックス氏はクラウドストライクのレーティングを「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価を270ドルから285ドルに引き上げました。これは、4月11日の終値216ドルから32%上昇する可能性があることを意味します。12日早々、同社の株価は8%上昇し、234.08ドルとなりました。

同氏はリサーチノートの中で、クラウドストライクの株価はここ数カ月、高値のソフトウェア銘柄の幅広い売り込みによって圧力を受けてきたと述べています。直近の終値で、クラウドストライクの株価は11月の高値から約38%下落していました。

しかし、「前例のない需要を背景に」クラウドストライクのファンダメンタルズは改善されており、年換算の売上高が増加し、営業利益率も拡大しているとエセックス氏は指摘しています。

また、「世界の脅威環境は依然として高まっており、ロシアとウクライナの戦争がさらに大きなレベルの需要を促進していることが示されている。我々は、クラウドストライクが、加速する脅威環境の悪化を前に、需要のスイートスポットにうまく位置していると引き続き考えている」と付け加えています。

戦争に関連した攻撃の可能性は、企業のITセキュリティリスクへの意識を高め、「企業のセキュリティ予算増加への支援はその副産物である」とのことです。

現在、株価は「より魅力的な水準」で取引されており、見通しも改善されつつあることから、買いのタイミングが到来しているとエセックス氏は判断しています。

*過去記事はこちら クラウドストライク CRWD

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG