パイパー・サンドラーの調査によると、アップル(AAPL)のiPhoneの10代における人気は過去最高に近いそうです。
7,000人以上を対象とした2022年の10代に対する調査で、パイパー・サンドラーは87%がiPhoneを所有していることを明らかにし、2021年春に記録した88%をわずかに下回る程度であることを示しました。
同投資銀行のアナリストは、87%が次のスマートフォン購入もiPhoneにする意向であることから、この数字は過去最高を更新する可能性があると述べています。
Harsh V. Kumar氏率いるパイパー・サンドラーのチームは、「全体として、今回の調査結果は、アップルが10代の若者の間で圧倒的なデバイスブランドとしての地位を保っていることを示すものだと考えている」と、4月6日に発表したレポートで述べています。
10代の若者の23%以上が今後数ヶ月のうちにiPhone 13にアップグレードする予定であることが、データから読み取れます。
「iPhone 13の所有率は好調なスタートを切っており、iPhoneはうまくセットアップされているようだ。iPhoneの所有率は史上最高水準に近く、今後も強い購入意向が続いている」とパイパー・サンドラーのアナリストは述べています。
iPhoneに対する購入意欲が非常に高いことがわかるこのデータはアップルの株価にとって良い知らせです。iPhoneは、同社の収益の柱であり、同社の株価は実質的にiPhoneの年間販売台数で生死を決めらているからです。
調査によると、アップルの携帯電話以外の製品も好調で、調査対象の10代の30%以上がApple Watchを、72%がAirPodsを所有しているとのことです。
パイパー・サンドラーの調査では、10代の若者が好きなソーシャルメディアとして、スナップチャットの31%に対して、TikTokが33%と初めてスナップチャットを上回ったことも明らかになりました。 電子商取引大手のアマゾン(AMZN)も、10代の若者の間で好まれているウェブサイトとして上位を維持しています。
*過去記事はこちら アップル AAPL