アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、データセンターの機能拡張を継続するため、クラウドサービスプロバイダーのペンサンド・システムズを19億ドルで買収することに合意しました。
ペンサンドの分散サービスプラットフォームは、すでにゴールドマンサックス、IBM Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloudなどのクラウドや企業顧客で大規模に展開されています。
このプラットフォームには、プログラマブル・パケット・プロセッサが含まれており、クラウドやエンタープライズ・アプリケーション向けのネットワーク、セキュリティ、ストレージ、その他のサービスを高速化することができると両社は述べています。
ペンサンドのCEOであるPrem Jain氏は、「ペンサンドは5年間で、システム構築の専門家であるクラス最高のエンジニアリングチームと、現在10万台以上のペンサンドプラットフォームを実運用しているパートナーや顧客の豊かで深いエコシステムを構築しました。AMDと一緒になることで、我々のコアビジネスの成長を加速させ、より多くの市場において、より多くの顧客ベースを追求することが可能になります」と述べています。
買収は、2022年の第2四半期に完了する予定です。クロージング後、Jain氏はデータセンター・ソリューション・グループの一員としてAMDに参加する予定とのことです。
*過去記事はこちら「AMD」