ショッピファイ アナリストの目標株価引下げ相次ぐ

2月16日の市場が開く前に第4四半期決算を発表したショッピファイ(SHOP)ですが、予想を大幅に下回り、失望を招く業績だったため、16日、17日の二日間で25%も株価が下落してしまいました。

アナリストたちは、売上高16億9,000万ドル、1株当たりの純利益1.58ドルを予想していましたが、発表された実績は、売上高13億8,000万ドルと1.36ドルの利益でした。また、同社が明らかにしたガイダンスは、2022年のトップライン成長率が昨年の水準を下回ると予想しています。

この発表を受け、かつて人気を博した成長株をカバーする大手銀行のほぼすべてが、目標値を引き下げました。

ゴールドマン・サックスのガブリエラ・ボルジェス氏は、目標株価を1,570ドルから833ドルとほぼ半分に引き下げました。レーティングについては、「ニュートラル」を維持しています。

ドイツ銀行のアナリストであるBhavin Shah氏も同様に、1,400ドルであった目標株価を900ドルに引き下げ、「ホールド」の格付けは維持しています。

それでも、強気の見方をするアナリストも多く残っています。

ジェフリーズのSamad Samana氏もその一人で、同氏は、目標株価を1,800ドルから1,350ドルに引き下げたものの、「買い」推奨を維持しています。

「(営業費と資本支出は)今後数年間(2022年から2024年)にわたって劇的に増加し、中期的な収益性を制限することになる」としながらも、「第4四半期も我々が考える(長期的な)テーゼの進展が見られたことから、引き続き前向きに考えている」と述べています。

*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP

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