米国の医療ロボットメーカーであるインテュイティブ・サージカル(ISRG)が1月20日の市場終了後に第4四半期決算を発表しましたが、収益と売上が予想をわずかに上回ったものの、パンデミックの影響で同社の主要なロボット手術システムを使った施術が減少していると述べたことから、時間外取引で3%下落しました。
インテュイティブは、2020年第4四半期の3億6,500万ドル(1株当たり1.01ドル)に対し、当四半期は3億8,100万ドル(1株当たり1.04ドル)の売上を上げたと発表しました。
一時的な項目を調整した結果、1株当たり1.30ドルの収益となりました。年間の売上高は17%増の15億5,000万ドルだったとのことです。
調査会社ファクトセットの調べでは、アナリストは、インテュイティブが15億2,000万ドルの売上高で1株当たり1.28ドルの調整後EPSを報告すると予想していました。
同社は声明の中で、「2021年中、COVID-19の復活がダヴィンチの施術数に影響を与え続けた」と述べ「COVID-19は、当社の施術数に悪影響を及ぼしており、今後も及ぼす可能性が高い」としています。
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