大きく下落したショッピファイに買い推奨

ここ二日は少し持ち直しましたが、新しい年に入っても、ショッピファイ(SHOP)の株価は大きく下落しています。ウィリアム・ブレアのアナリスト、マシュー・ファウ氏は、これは買い時だと推奨しています。

同氏は、1月12日付けのメモで、ショッピファイを「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」にアップグレードし、同社は今後数年間で売上を約30%向上させる可能性があると述べています。

ショッピファイの株価は、11月中旬の高値から約34%下落し、過去12ヶ月間で2%の下落となっています。

大幅な下落にもかかわらず、ファウ氏は、エンタープライズ、インターナショナル、テイクレートなど、株価には多くの成長レバーが残っていると考えており、「これらのダイナミクスを考慮すると、ショッピファイは今後数年間でEコマースの成長率の2倍以上の売上を上げることができ、強気のシナリオでは30%以上の成長が見込める」と述べています。

この売上成長とプレミアム評価の維持により、株価は市場全体やSaaS(Software as a Service)分野をアウトパフォームするはずだとファウ氏は書いています。

同氏はまた、ショッピファイが販売時点情報管理(POS)、配送・フルフィルメント、ソーシャルコマースなどの製品に投資していることを強調し、これらの製品は長期的には「重要な」成長要因となる可能性があるとしています。

しかし、同氏は現在の水準でも株価は割高だとしており、一時的にさらに下落するリスクがあるとしています。

また、その他のリスクとして、SaaS分野で倍率がさらに低下すること、Eコマースの成長率が今後数年間にわたってアナリスト予想の10%台前半を下回ること、オミクロンがEコマースの売上に短期的な逆風をもたらす可能性があることなどが挙げられています。

「しかし、長期的には、ショッピファイの成長見通し、優れた実行力、EコマースソフトウェアのSaaS分野での優位性を考慮すると、プレミアム評価を維持できると考えている」とファウ氏は結んでいます。

*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP

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