もうすぐ来年2022年のNISA枠が使えるようになります。2014年にNISAが生まれてから7年。私は毎年、この枠を米国株に使っています。

最も成功した例と最も失敗した例だけ書きますと、最も成功したのは2014年と2015年のアマゾン(AMZN)。この2年は上限が100万円だったのですが、ともに目一杯使ってアマゾンを購入しました。

結果は2014年が10倍、2015年が5倍という大成功。ロールオーバーで継続保有しており、一般NISAを最大限に有効活用させてもらっています。

じゃあ、毎年成功かというとそんなことは全くなくて、途中で売ってしまったものも多く、現在残っているのはアマゾンだけです。

そんな失敗の中で、最も痛恨なのは、エヌビディア(NVDA)。2016年に120万円の枠をフルに使い、約106ドル(株式分割後の今の価格で26.5ドル)で購入しました。

そう、今もNISAで持っていれば、12倍になってアマゾンに続く2つ目の10倍株になっていたはずなんですが、2019年1月にエヌビディアが急落したときに狼狽売り。一気に減ったものの、3割以上利益があるうちにと利益を確定させてしまいました。

すぐに過ちに気づき、翌月買い直したんですが(そのおかげで6倍近くになっています)、こうやって今書いていても悔やまれる大失敗でした。

そんなわけでいつもうまくいっている訳ではないのですが、一般NISAの120万円という非課税枠は長期的な資産形成のための大きな武器になることは間違いありません。

いろんな考え方があるのでしょうが、私はこの枠を資産を10倍にするための枠と考えて使っており、今から10年後に10倍になるような銘柄を選択するようにしています。

私の2022年の候補は以下のとおり。

・アップスタート(UPST) *過去記事
・デジタルオーシャン(DOCN *過去記事
・エアビーアンドビー(ABNB) *過去記事

10倍株や億り人株候補はたくさんあるのですが(興味のあるかたはこちらをご覧ください)、数年先にならないと赤字が解消できないという株は一般枠で保有する方が良くて、NISA枠には向かないと過去に失敗した経験から思っています。

上記3つは一般枠ですでに保有している株ですが、将来性抜群の上にすでに利益も出しているという稀有な銘柄。まさにNISA向けだと考えています。

いつもは何回かに分けて購入することが多いのですが、3つとも株価が大きく調整して、今がお買いごろですので、2022年は年初に一気に枠を埋めようかと考えています。


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