クラウドストライク 予想を上回る決算と見通しで上昇

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)は12月1日のマーケット終了後に第3四半期決算を発表しました。

売上高は、前年同期の2億3,250万ドルから3億8,010万ドルに増加しました。ソフトウェア・アズ・ア・サービスの指標である年間経常収益(ARR)は、サブスクリプションに基づく売上の見込みを示すもので、当四半期は67%増の15億1,000万ドルとなりました。

第3四半期の業績は、前年同期の2,450万ドル(1株当たり11セント)の損失に対し、5,050万ドル(1株当たり22セント)の損失となりました。株式ベースの報酬やその他の項目を除いた調整後の純利益は、前年同期の1株当たり8セントに対し、17セントとなりました。

ファクトセットの調べでは、アナリストは、クラウドストライクの業績を、売上高3億5800万ドルから3億6530万ドル、1株当たり8セントから10セントと予想していました。また、ARRは14億7,000万ドルと予測していました。

クラウドストライクの共同創業者であり、最高経営責任者であるジョージ・カーツ氏は、声明の中で「当四半期の優れた業績は、当社のプラットフォームのフライホイール効果を示しており、当社の中核製品に対する顧客の継続的な強い採用に加え、ID保護、ログ管理、クラウドなどの新しい製品の取り組みが成功していることを反映している」と述べています。

クラウドストライクは、調整後の第4四半期の売上を4億650万ドルから4億1230万ドル、1株当たり19セントから21セントと予想していますが、ファクトセットの調べでは、アナリストは4億ドルの売上で1株当たり16セントと予想しています。

通年では、売上高約14億3,000万ドルに対して1株当たり57セントから59セントの範囲に上方修正しました。ウォールストリートでは、14億ドルの売上で一株あたり46セントと予想されています。

決算内容及び今後の見通しがいずれもアナリストの予想を上回ったことで、株価は時間外取引で上昇しています。12月1日の終値に対して3.47%増の208.49ドルで取引されています。

*過去記事はこちら クラウドストライク CRWD

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