スノーフレーク 成長予測が低すぎるとの指摘で上昇

スノーフレーク(SNOW)は9月30日、BTIGのアナリストであるグレイ・パウエル氏によって格上げされました。パウエル氏は、急成長中のデータ分析ソフトウェア・プロバイダーである同社に対する格付けを「ニュートラル」から「買い」に引き上げ、目標価格を353ドルに設定しました。この価格は、最近のレベルから20%のアップサイドを示唆しています。

同氏は調査報告書の中で、同社の大企業の顧客4社と、スノーフレークへの支出傾向や、パブリッククラウドに保存されたデータの上に置かれた分析ツールの幅広い競争環境について最近話し合ったことを受けて、より積極的なスタンスをとるようになり、スノーフレークが「急速に成長しているデータ分析ソフトウェア市場の中で、大きなチャンスを目の前にしている」と確信していると書いています。

すでに年間100万ドル以上をスノーフレークに投資している既存の顧客でも、今後数年間はスノーフレークの利用が大きく伸びる可能性があり、クラウドベンダーが提供する競合ツールや、株式非公開のDatabricksのような新興のライバル企業に対しても、スノーフレークは競争力を持っていると考えているそうです。

パウエル氏が話を聞いたすべての顧客が、今後3~4年間、スノーフレークへの支出を年間35~50%増加させることを期待していたとのこと。「スノーフレークの利用は、より多くの売上を上げ、より効率的になるためのより良い意思決定を行うのに役立っているからだ」と同氏は分析しています。

パウエル氏はまた、現在の市場予測では、スノーフレークの2023年1月期の製品売上は、63%増の17億4,000万ドルとされているが、同氏はその見方は保守的すぎると考え、77%増の19億7,000万ドルの売上を予測しています。

スノーフレークの9月30日の終値は、前日比2.94%増の302.43ドルでした。

*スノーフレークに関する最近の記事はこちら。

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG