ズーム・ビデオ・コニュニケーションズ（ZM）は9月13日 、同社のミーティングソフトウェアの一連のアップデートを発表しました。今回のアップデートは、パンデミックブームが一段落し、バーチャルミーティング分野での競争が激化する中、ズームが新たな成長源を模索している時期に行われました。
ズームは、主力のビデオ会議ソフトウェアと、急成長しているクラウドベースのテレフォニーサービスであるズーム フォンの両方に機能を追加しています。ズームは先日、ズームフォン のユーザー数が200万人に達したことを発表しました。
・「ズーム・ホワイトボード」 は、ブレインストーミングや複雑なアイデアを視覚化するために、物理的なホワイトボードのように使用できるように設計されています。同社はまた、フェイスブック（FB）と協力して、最近発表されたバーチャルミーティング用ソフトウェア「Oculus Horizon Workrooms」で使用できるバーチャルホワイトボードを開発中とのことです。
・専門家との簡単なビデオ相談を目的とした「ズーム・ビデオ・エンゲージメント・センター 」は、医療機関などでの利用を想定しています。
・シスコの競合サービスであるWebExですでに提供されているリアルタイムの自動議事録作成機能や、同時通訳の言語オプションを12言語から30言語に拡大。
・ズームフォンの通話をエンドツーエンドで暗号化するオプション。
・ズームフォン・ユーザー向けのビデオメールオプション。
・会議への参加を待っている人のための「待合室」画面にチャット機能を追加。
・絵文字やリッチテキストフォーマットを含む、チャットサービスの追加。