支出管理ソフトウェアを販売するクーパ・ソフトウェア(COUP)は9月7日に第2四半期決算を発表しました。
売上高は、前年同期の1億2,590万ドルから42%増加し、1億7,920万ドルとなりました。コンセンサス予想の1億6,290万ドルを上回っています。
第2四半期の純損失は9,150万ドル(1株当たり1.24ドル)。前年同期は4,310万ドルの純損失を計上していました。コンセンサス予想は1株当たり6セントの損失でした。
第3四半期の売上高については、1億7700万ドルから1億7800万ドルの間という強気のガイダンスを発表しています。
ウィリアム・ブレアのアナリストであるロバート・ナポリ氏は、9月8日のメモで次のように説明しています。「最近の株価の上昇にもかかわらず、ビジネス支出とサプライヤー管理の分野を破壊することを目指しているクーパのファンダメンタルズと長期的な機会は、引き続き過小評価されていると考えている」
レイモンド・ジェームズのアナリスト、ブライアン・ピーターソン氏は、「第2四半期の業績が再びセルサイドの予想を大きく上回り、請求額の改善もバイサイドの予想を上回ったことを受けて、我々はCOUPのアウトパフォーム評価を再確認した。クーパは新規事業を倍増させ、7桁台の案件が増加し、販売サイクルは引き続き正しい方向に向かっていることが確認できた」と述べています。
しかし、こうした肯定的な評価にもかかわらずクーパの株価は9月8日の通常取引で下落、前日比2.22%減の257.48ドルで取引されています(米国東部夏時間11:32AM)。