グーグルが2023年からChromebookのラップトップやタブレットに自社製のコンピュータ・プロセッシング・ユニットを展開する計画であると、NIKKEI Asiaが3人の匿名の情報源を引用して9月1日に報じました。
同社はまた、Pixelスマートフォンやその他のデバイス用のチップを製造するための取り組みを強化すると伝えられています。
iPhone用のチップ部品を製造し、Macに搭載されているインテルのコンピューター・プロセッサーを置き換えることに成功したアップルにグーグルは「特に触発された」とNIKKEI Asiaは報じています。
最近の半導体需要の高まりに加え、パンデミックによる製造の遅れやサプライチェーンのボトルネックにより、世界的にチップが不足しており、自動車メーカーから電子機器大手まで様々な業界を圧迫しています。
このような世界的なチップ不足の中、グーグルは、ビッグテックをはじめとする同業他社とともに、独自のチップ製造能力の開発を目指しています。
アマゾン(AMZN)、フェイスブック(FB)、マイクロソフト(MSFT)、テスラ(TSLA)、アリババ(BABA)などの企業が、データセンターからパーソナルエレクトロニクス、自動車に至るまで、あらゆる動力源となる自社製チップの開発に取り組んでいます。