ブルームバーグの報道によると、アファーム・ホールディングスの(AFRM)のペイブライトが、カナダでアップル端末の購入を対象とした「BNPL(バイ・ナウ・ペイ・レイター)」と呼ばれる後払い決済サービスの提供を計画しているそうです。
iPhone、Mac、iPadを12ヶ月または24ヶ月の期間で支払うオプションを提供する計画とのこと。このプランでは、期間限定で金利が無料になります。
ブルームバーグによると、アップルとアファームは今月、このサービスをカナダのアップルストアで開始する計画。ブルームバーグは当地のアップル小売部門従業員に宛てられたメッセージを引用して報じています。
このニュースがあった直後からアファームの株価は上昇。それまでの60.40ドル前後から終盤に急騰し、8月3日の取引を前日比3%増の66.67ドルで終えました。その後の時間外取引では、69.69ドルまで上がっています。
アファームの株価は先月、アップルとゴールドマンサックスがApple Pay Laterと呼ばれるBNPLサービスの開発に取り組んでいるという報道を受けて下落していました。
今回報じられた提携は、ハイテク企業がアファームの提供するサービスに価値を見出していることを示すものかもしれません。
今週初め、スクエア (SQ)がBNPL企業アフターペイの買収を発表したことで「スクエア アフターペイを290億ドルで買収」、アファームの株価は上昇に転じていました。