マイクロソフト セキュリティソフトウェア企業リスクアイキューを買収

マイクロソフト(MSFT)は、サンフランシスコに拠点を置き、グローバルな脅威のインテリジェンスと攻撃面の管理 に焦点を当てたセキュリティソフトウェア企業であるリスクアイキュー(RiskIQ)を買収することで合意したと発表しました。

買収条件は発表されていませんが、ブルームバーグは 関係者の話として、マイクロソフトが現金で5億ドル以上を支払うと報じています。

Crunchbaseによると、リスクアイキューは、Battery Ventures、Summit Partners、MassMutual Ventures、Georgian Partners、National Grid Partnersなどのグループから、8,300万ドルのベンチャーキャピタルを調達しています。

創業は2009年で、主な顧客には、フェイスブック、BMW、アメリカン・エキスプレス(アメックス)、米郵政公社などがいます。

マイクロソフトは、今回の買収をハイブリッドワークの導入拡大と結びつけ、その結果のひとつとして、”顧客はサイバー攻撃の高度化と頻度の増加に直面している “と指摘しています。

また、今回の買収により、顧客が “ビジネスに対するグローバルな脅威をより包括的に把握し、インターネットに面した脆弱な資産をよりよく理解し、ワールドクラスのスレット・インテリジェンスを構築する “ことが可能になるとしています。

リスクアイキューは、マイクロソフト・クラウド、AWS、その他のクラウド、オンプレミス、そしてサプライチェーンにおけるサイバー攻撃の発見、評価などにおいて顧客を支援するとマイクロソフトはその機能を説明しています。

リスクアイキューのウェブサイトでは、マイクロソフトの電子メールサーバーソフトウェア「Exchange」に対する最近の攻撃について、マイクロソフトと協力していることが記されています。

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