セールスフォース アナリスト推奨で逆行高

モルガン・スタンレーのソフトウェアアナリストであるキース・ワイス氏が、クラウドベースのエンタープライズソフトウェア企業であるセールスフォース(CRM)の評価を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げ、目標株価を270ドルに据え置いたことで、セールスフォースの株価は5月18日朝、市場全体が急落する中で上昇しています。

昨年12月にスラック(WORK)を277億ドルで買収することで合意したことを発表して以来、株価は52週の日中のピークから約25%下落するなど大きく下げていました。大幅下落の少し前にワイス氏は、利益率を大幅に拡大する能力に「自信がない」としてセールスフォースに慎重な姿勢を見せていました。

しかし、今では、セールスフォースは「デジタルトランスフォーメーション需要の高まりに対応する体制が整っている」とし、経営陣は「より建設的な利益率のコメント」を提供していると述べています。

さらに、株価が下落したことで「バリュエーションが非常に魅力的になった」とし、現在、同社の株価は2022年暦年の予想売上高の約7倍となったとしています。

「需要環境の改善と、経営陣によるマージンに関するよりバランスのとれた発言により、リスクとリターンは明らかに有利になっている」と主張し、「一流のフランチャイズ企業は、特に今後数年間に予想される強い需要を背景に、長い間安いままではいられない」と述べています。

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