AI技術の進歩を活用し、多くの企業がさまざまな分野で競争力を高めています。チップ開発から検索エンジン、顧客サービスまで、AIはこれらの企業によって幅広く活用されており、将来の利益を生み出す可能性があります。
そんな企業の中から、AIの成長から利益を得ることができ、空売りなどの動きにも強いと思われる企業としてマーケットウォッチがコラムの中で推奨しているのが、以下の7つの銘柄です。
シノプシス（SNPS）
電子設計自動化ソフトウェアのリーダーであり、チップ設計の基本構成要素として使用される設計済み回路を提供しています。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）
幅広いチップを設計していますが、新しいInstinct MI300はAI分野で重要です。CPUとGPUの能力を統合したMI300は、大規模言語モデルの学習時間を大幅に短縮します。
ASMLホールディング（ASML）
チップメーカーに極端紫外線リソグラフィー装置を提供し、トランジスタの数を増やしてチップを強化することができます。ASMLはインテル、サムスン電子、台湾半導体製造といったトップ企業に支持されています。
マイクロソフト（MSFT）
AIを効果的に活用し、オープンAIと提携してChatGPTを開発。Bingの検索機能にAIを組み込み、シェアを奪う可能性があります。また、ビジネス向けサービスにAIを導入して競争力を高めています。
メタ・プラットフォームズ（META）
独自の大規模言語モデルLLaMAを持ち、AIスーパーコンピュータへの投資を通じてクリエイター向けコンテンツ配信を支援。ディスカバリーエンジンを使い、ユーザーエンゲージメントとターゲティングを改善することを目指しています。
ペガシステムズ（PEGA）
顧客サービスソフトウェアのパワーアップを支援し、AIを活用してカスタマーサービス担当者が質問や回答、製品やサービスの提案を予測できるようにします。顧客体験のパーソナライズやビジネスプロセスの自動化にも取り組んでいます。
ナイス（NICE）
顧客エンゲージメントソフトウェアの改善や金融犯罪の検出と防止を支援するソフトウェアにAIを使用しています。ナイスの成長戦略において、AIの利用は重要な要素となっており、バンク・オブ・アメリカのアナリストからも買い評価を受けています。
＊過去記事「AI投資戦略：投資家が狙うべきAI関連銘柄」