エヌビディアが予想を超える好決算!アナリストからのポジティブな評価相次ぐ

11月21日に第3四半期決算を発表したエヌビディア(NVDA)。その素晴らしい決算内容を受け、アナリストからポジティブな評価が相次いで出ています。


ジョン・ヴィン氏率いるキーバンクのアナリストは、エヌビディアの格付けを「オーバーウェイト」で据え置き、目標株価を650ドルとしています。「この好調な決算に勇気づけられ、エヌビディアはAI世代をマネタイズする上で最高のポジションにあると見ている」と同氏らはリサーチノートに書いています。


パイパー・サンドラーのストラテジストも「オーバーウェイト」の格付けを維持。目標株価は620ドルとしており、「10月と1月の四半期の業績とガイダンスは、ストリートの予想を大きく上回った。重要なのは、経営陣が中国の規制による売上損失からの影響は最小限にとどまる見込みであると呼びかけたことだ。」と評価しています。


イタウBBAは決算後、目標株価を600ドルから640ドルに引き上げました。ティアゴ・アルベス・カパルスキス氏率いるアナリストは、「エヌビディアは、グローバル・ポートフォリオ、特にハイテクに特化したポートフォリオには必携の銘柄だ。(GDPとAI需要の両面で)世界第2位の国からの収益がなくても、エヌビディアは非常に強力なガイダンスを発表することができた。これは、需要が底堅いという強い証拠だ。」とコメントしています。


また、CFRAリサーチのアンジェロ・ジーノ氏も、目標株価600ドルとし「買い」の格付けを維持するなど、前向きな評価が多くなっていますが、すべてのアナリストがそうではありません。


グラナイトシェアーズのウィル・リンドCEOは、「半導体規制は、この分野の他のプレーヤーと同様に、エヌビディアにも影響を与えることを忘れてはならない。エヌビディアは賭けるのには慎重になるべき企業だ。」と警告しています。



*続編はこちら 「エヌビディアが予想を超える好決算!アナリストからのポジティブな評価相次ぐ(2)

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