長期金利の上昇により、その魅力が薄れ、打撃を受けていた成長株。今週に入って長期金利は下げに転じ、先週までのような上昇局面は当面ないとの見方も増えてきたため、成長株、なかでもハイテク株に再び目をむける動きが出てきています。
そんな中、BTIG証券が、ナスダック総合指数(構成銘柄:約3千社)のうち時価総額上位100社(金融を除く)で構成されるナスダック100の構成銘柄をスクリーニング。2020年9月以降に株価が下落したものの、2021年の収益成長率が10%以上と見込まれる株という条件でふるいにかけ5つの銘柄をリストアップしました。長期金利上昇懸念が遠のき、今が「買い」と見られるハイテク株は以下の5つです。
アマゾン(AMZN)
株価は過去6ヶ月間で12.4%下落。アナリストは2021年の1株当たり利益が14%成長すると予想。FactSetはEPSは2022年に38%成長と予想。
エヌビディア(NVDA)
株価は4%以上下落。EPSは2021年に32%、次の2会計年度には12%以上成長すると予想。
ネットフリックス(NFLX)
株価は2.5%下落。EPSは、2021年に62%、その後2022年に32%の成長が見込まれる。
アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)
株価は6.3%下落。EPSは、2021年に52%、2022年には27%の成長が見込まれる。
ドキュサイン(DOCU)
株価は4.5%下落。EPSは、2021年に54%、2022年には56%の成長が見込まれる。