2026年4月17日(金)の米国株式市場は、中東情勢の緩和期待を背景に主要3指数が大幅上昇しました。ナスダック総合は1.5%高で13日続伸となり、1992年以来の最長連騰を記録。S&P500も1.2%高で、ともに終値ベースの最高値を更新しました。ダウ平均は869ドル高と急伸しました。ホルムズ海峡再開観測を受けてWTI原油先物は9.4%下落し、米長期金利も低下。市場では地政学リスク後退により、再び業績や景気の底堅さに注目が集まっています。
以下は、17日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
アライ・ファイナンシャル(ALLY)
株価変動: +8.10%
詳細: オンライン銀行および自動車ローン大手です。直近四半期で黒字転換し、売上も増加したことが好感され上昇しました。貸倒引当金は増えたものの、業績改善が評価されました。
ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)
株価変動: +7.34%
詳細: クルーズ船運航大手です。イスラエルとレバノンの停戦継続を背景に、イランがホルムズ海峡を商業航行向けに全面開放すると表明し、原油価格が下落したことで旅行関連株に買いが入り上昇しました。
ユナイテッド航空(UAL)
株価変動: +7.12%
詳細: 米国の大手航空会社です。原油安による燃料コスト低下期待から旅行関連株が幅広く買われ、ロイヤル・カリビアンとともに大きく上昇しました。
アファーム・ホールディングス(AFRM)
株価変動: +7.00%
詳細: 後払い決済(BNPL)を手がけるフィンテック企業です。モルガン・スタンレーが同社を「トップ・ピック」に選定し、収益力の再評価や今後の成長期待に注目している点が材料視され、株価上昇につながりました。
*関連記事「アファーム反撃の狼煙:モルガン・スタンレーが「トップ・ピック」に選定した理由と将来性」
オートリブ(ALV)
株価変動: +6.82%
詳細: エアバッグやシートベルトを手がける自動車安全部品大手です。通期見通しを据え置いたうえで、第1四半期利益が市場予想を上回ったことが好感され上昇しました。
ステート・ストリート(STT)
株価変動: +2.49%
詳細: 資産運用・管理サービス大手です。第1四半期の調整後利益と売上が市場予想を上回り、運用資産残高も前年同期比20%増の5.6兆ドルに拡大したことが好感されました。
マディソン・エア・ソリューションズ(MAIR)
株価変動: +2.20%
詳細: 空調関連企業です。前日に新規上場初日で17%超上昇した勢いを引き継ぎ、この日も続伸しました。22億ドルを調達した2026年最大のIPOとして注目を集めています。
エリクソン(ERIC)
株価変動: -6.50%
詳細: スウェーデンの通信機器大手です。第1四半期の売上が市場予想に届かず、粗利益率も低下したことが嫌気され、米国市場で下落しました。
アルコア(AA)
株価変動: -6.80%
詳細: アルミニウム大手です。第1四半期の売上と利益が市場予想に届かず下落しました。過去1年で大幅に上昇していた反動もあり、失望売りが出ました。
アルベマール(ALB)
株価変動: -8.29%
詳細: リチウム生産大手です。前日に2023年7月以来の高値を付けていた中、ベアードが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げ、目標株価を210ドルとしたことで売られました。
ネットフリックス(NFLX)
株価変動: -9.72%
詳細: 動画配信サービス大手です。第1四半期決算は堅調だったものの、値上げ後にもかかわらずガイダンスが弱いと受け止められたことに加え、共同創業者で会長のリード・ヘイスティングス氏の退任発表も重なり大きく下落しました。
*関連記事「ネットフリックス株が急落 好決算でも売られた本当の理由を徹底分析」
ダウ(DOW)
株価変動: -10.82%
詳細: 汎用化学品を手がける大手化学メーカーです。ホルムズ海峡の通航再開観測を受けてエネルギー価格の上昇懸念が後退し、同業のリヨンデルバセルとともに売られ大幅下落しました。
*過去記事 株価変動
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