メタが強すぎる!20日連続株価上昇で市場の注目を独占中!

2025年に入り、「マグニフィセント・セブン」の中で最も好調な銘柄となっているのがメタ・プラットフォームズ(META)です。

2月に入ってから一度も下落することなく、株価は20日連続で上昇し続けています。これは同社にとって新記録となる連勝記録であり、2月の全取引日においてプラス圏で引けています。

さらに、今年に入ってからメタの株価が下落したのはわずか5回のみ。ドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ大統領として就任して以来、一度も株価が下がっていません。

2025年の株価上昇率は25.8%!「マグニフィセント・セブン」の中でトップ

メタの株価は年初来で25.8%上昇し、「マグニフィセント・セブン」の中で最高のパフォーマンスを記録しています。

次に好調な銘柄はアマゾン(AMZN)で、年初来で4.2%の上昇となっています。一方で、最も低迷しているのはテスラ(TSLA)で、11.9%の下落となっています。今年に入ってからテスラの株価は2回にわたり5日連続の下落を経験しました。

2月14日の取引を終えた時点で、メタの株価は736.67ドルに到達し、過去最高値を更新しました。2022年秋の安値と比較すると、株価は600%以上の上昇となっています。

2022年の大幅下落からの劇的な回復

メタは2022年のテック株暴落時に大きな打撃を受け、一時は株価がピークから70%以上下落しました。この背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)が40年ぶりの高インフレに対応するため、急激な利上げを実施したことがありました。

しかし、現在のメタはその低迷を完全に脱し、株価は驚異的な回復を遂げています。

AI投資の発表が市場の好感を得る

1月末に発表された最新の決算報告では、ウォール街のアナリストから高い評価を受けました。特に、AIへの投資計画が好感され、同業他社と比較してもポジティブな反応が目立ちました。

2025年、メタは最大650億ドルをAI関連の投資に充てる予定です。加えて、今週発表された大規模な人員削減のニュースも投資家からの期待を高める要因となっています。これにより、コスト効率を向上させながら、AIへの積極的な投資が可能になると見られています。

D.A. ダビットソンのアナリスト、ギル・ルリア氏は決算発表後に次のように述べています。
「AIを活用した機能や製品が、メタの『ファミリー・オブ・アプリズ』内での活動を活性化させ、広告エンゲージメントを高めている。リール、スレッズ、ワッツアップ、フェイスブックなどの各プラットフォームにおいて、メタは市場シェアを拡大し、それぞれの分野でリーダーとなることを目指している。」

メタの今後に期待

メタ・プラットフォームズの株価は2025年に入り、驚異的なパフォーマンスを記録しています。AI投資の加速と業務の効率化が進む中、同社は今後もさらなる成長を遂げる可能性が高いと予想されています。

「マグニフィセント・セブン」の中で最も好調な銘柄として、今後の動向に注目が集まります。

*過去記事 メタ・プラットフォームズ

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