AI革命の次なる主役はソフトウェア業界!ウェドブッシュが推奨する注目銘柄トップ4

AIにおいてエヌビディア(NVDA)が大成功を収めたことはあまりにも有名ですが、AIの成長ストーリーはソフトウェアセクター全体にも広がりを見せています。米国のウェドブッシュ証券のアナリストたちは、次のAI革命の恩恵を受けるソフトウェア株として、いくつかの企業を新たに推奨しました。

パランティア—AIの「メッシ」としてのポジション

ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏を中心とするチームは、特にパランティア・テクノロジーズ(PLTR)に注目しています。同社は、次世代AIプラットフォーム戦略を通じて「ゲームチェンジャー」としての地位を確立しつつあります。ウェドブッシュのチームは同社の目標株価を従来の57ドルから75ドルに引き上げ、引き続き「アウトパフォーム」評価を維持しています。

アイブス氏は、パランティアを「AI成長ストーリーのメッシ」と例え、世界的に有名なサッカー選手リオネル・メッシのように卓越した存在として位置付けています。同氏は、今後18カ月間でAIの活用事例が急増し、パランティアはその中心的な役割を果たすだろうと見ています。
*過去記事はこちら パランティア PLTR

スノーフレークとエラスティックも恩恵を受ける「AIソフトウェア時代」

ウェドブッシュは、AI時代の恩恵を受ける企業として、クラウド型データストレージ企業のスノーフレーク(SNOW)と、データ分析企業のエラスティック(ESTC)も新たに推奨銘柄に加えました。

スノーフレーク

アイブス氏は、スノーフレークが次の12〜18カ月間で成長の「絶好のポジション」にあると強調しています。この期待感から、同社の格付けを「中立」から「アウトパフォーム」に格上げしました。
*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW

エラスティック

エラスティックは最近の決算発表で市場予想を上回る結果を出し、株価が先週22日に15%急騰しました。この好調な流れを受け、ウェドブッシュは目標株価を135ドルに設定。ここからさらに25%の上昇余地があるとしています。
*過去記事「エラスティックの株価が急騰、売上が予想を大幅に上回る」 

セールスフォースも高評価—価格目標を375ドルに引き上げ

さらに、クラウド型ソフトウェアのリーダーであるセールスフォース(CRM)についても、ウェドブッシュは顧客からの好意的なフィードバックを受けて「さらに強気」とコメント。同社の目標株価を従来の325ドルから375ドルに引き上げ、現在の株価水準から約10%の上昇を見込んでいます。
*過去記事「ウェドブッシュ証券が語る!セールスフォースのAI戦略で株価上昇は必至

AI革命の波を捉えた投資戦略

ウェドブッシュは、「AIソフトウェア時代が到来した」と断言し、特に生成AI技術の採用が進む中で、ソフトウェアセクター全体が恩恵を受ける可能性が高いと述べています。これらの企業が今後どのように成長を遂げるか注目が集まっています。

まとめ

エヌビディアの成功に続き、ソフトウェア業界もAI革命の追い風を受ける展開が期待されます。特に、パランティア、スノーフレーク、エラスティック、セールスフォースといった企業は、AI技術の進化を牽引するポジションにあり、投資家にとって魅力的な銘柄と言えます。これらの成長株に注目し、ポートフォリオに取り入れることで、次世代のAI時代に備えた投資戦略を構築してはいかがでしょうか?

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