ウェドブッシュ証券のダン・アイブス氏とそのチームは、ハイテク株の強気派として知られ、その見解は注目に値します。彼らは人工知能(AI)技術の進歩がハイテク株の新たな上昇ステージを引き起こす可能性があると信じています。
ウェドブッシュのアナリストチームは、9月19日付けのメモで、次の12~18ヶ月でAIの影響がさらに増大すると予測しています。
ウェドブッシュは、来年に向けてソフトウェア、チップ、デジタルメディアの成長環境が改善し、アマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOGL)のようなクラウドサービスプロバイダーから消費者インターネットへのAIサイクルの影響が始まると見ています。
この2社に加え、ソーシャルメディアの巨人からAIプレーヤーに転身したメタ・プラットフォームズ (META)は、アウトパフォームの評価と強気の目標株価を持つアイブズ氏好みのハイテク企業です。アルファベットは現状の138ドルから160ドルへ、メタは303ドル割れから350ドルへ上昇すると同氏らは予想しています。
さらに、エヌビディア(NVDA)やマイクロソフト(MSFT)の株価もそれぞれ600ドルと400ドルに上昇するとの見通しをウェドブッシュは示しています。
これらの銘柄の株価の動きは9月に入り低調であるため、ウェドブッシュのハイテク強気派の見解が投資家にとって冷静さを保つ上で役に立ってくれそうです。