ロブロックス 好調な決算で25%高騰

オンラインゲーム・プラットフォームのロブロックス(RBLX)が2月15日のマーケットが始まる前に第4四半期決算を発表しました。

売上高は8億9940万ドルで調整後の1株当たり損失は48セントとなりました。ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想は、売上高8億7120万ドルで1株当たり50セントの損失となっていました。

この決算を受けて株価は2月15日の市場で高騰、25.5%高の44.5ドルで取引されています。2021年後半に達成した140ドル超のピークを大きく下回ってはいるものの、株価は今年に入ってから60%近く上昇しています。

ロブロックスは、ユーザーが仮想世界を創造し、交流できるプラットフォームを提供していますが、投資家が成長志向のハイテク株を避ける傾向を強めていたため、アナリストからの支持を得ていません。ファクトセットの調べでは、アナリストの平均的な格付けは「ホールド」で、平均目標株価は33.83ドルとなっています。

しかし、ロブロックスの決算報告書が、経済状況がより厳しくなっているにもかかわらず、同社が国際的に事業を拡大し、より年齢の高いゲーマーを引きつけていることを示したことが、投資家の関心を集めているようです。

ロブロックスの最高財務責任者であるMichael Guthrie氏は、「12月と1月に予約は大幅に加速し、両月とも前年同月比で20%を超える伸びとなった。成長はすべての地域と年齢層で力強く、特に17歳以上のユーザーの間で強かった」と述べています。

同社は以前、ユーザーベースの半分以上が13歳以上になっており、このことがユーザー1人あたりの予約数を増加させる重要な要因になっていると述べています。

ロブロックスによると、1月の推定予約額は2億6700万ドル〜2億7100万ドルで、恒常為替レートベースで前年同期比22%~24%増となったそうで、1月の1日平均利用者数は6,500万人で、12月の6,150万人から増加しているそうです。

*過去記事「ロブロックス 好調な決算で株価高騰

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