今後1年間で最大85％上昇する可能性のある20のAI銘柄

現在米国の株式市場においてAI株ブームが起こっていることは、最近の記事でもお伝えしたとおりです。
「アルファベット、メタ、マイクロソフト、決算説明会で注目を集めるAIの話題」
「AI関連銘柄が2倍から5倍に高騰」

そんな中、Webサイトのマーケットウォッチが、今後1年間で上昇する可能性のある20のAI銘柄を選定して発表していますので、ご紹介します。

AI銘柄については「半導体」のようなひとつのセクターとしての分類がされていないので、マーケットウォッチは、AIという名称がついた以下の5つの上場投資信託の保有銘柄を選定の対象としています。

・Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF（BOTZ）42銘柄
・iShares Robotics and Artificial Intelligence Multisector ETF（ IRBO）119銘柄
・First Trust Nasdaq Artificial Intelligence & Robotics ETF（ROBT）111銘柄
・The Robo Global Artificial Intelligence ETF（THNQ）69銘柄
・WisdomTree Artificial Intelligence and Innovation Fund（WTAI）76銘柄

この中から、少なくとも2つのファンドが保有する96銘柄に絞り込んだ上で、さらに調査会社ファクトセット調べで、少なくとも5人以上のアナリストがカバーしている88銘柄をピックアップ。その中から、少なくとも75％のアナリストが「買い」と評価している30銘柄に絞り込んでいます。

最終的な選別の基準は、アナリストが設定する目標株価との乖離。ウォール街のアナリストが設定する目標株価は1年後の株価を意味しています。このアナリストの平均目標株価と直近の株価（2月8日終値）を比べたところでの1年後の上昇率によって、今後1年間で最も上昇する可能性の高い上位20銘柄が選ばれています。