アプライドマテリアルズ アナリストが目標株価を引き上げ

アプライド マテリアルズ(AMAT)が11月17日に発表した決算に感銘を受けたウォールストリートのアナリストたちは、この半導体装置メーカーの株価について強気な姿勢を強めています。
アプライドマテリアルズ 決算発表後に株価上昇

バーンスタインのアナリスト、ステイシー・ラスゴン氏は18日、同社の目標株価を120ドルから130ドルに引き上げ、「アウトパフォーム」の格付けを繰り返しました。

「AMATは、メモリの露出が少ない最終市場ミックスと、強力なサービス加入の普及を考えると、もう少し回復力を証明できる可能性があり、今のところ、やや不透明な環境でも大丈夫そうだ」と同氏は書いています。

カウエンのクリシュ・サンカー氏も同様に楽観的な見方を示しています。「アウトパフォーム」の格付けを再確認し、目標株価を100ドルから135ドルへ引き上げました。

同氏は「サプライチェーンの制約があっても、同社の健全なバックログを考慮すれば、短期的な需要は底堅い」と書いています。

10月、アプライドマテリアルズは、最近導入された米国の中国向け半導体輸出規制が、今後の業績に悪影響を及ぼす可能性があると警告を発していました。これを受けてアナリストは、この規制によって短期的な業績が予想以上に悪化する可能性があると懸念していました。

アプライドマテリアルズの主要顧客は、インテル(INTC )や台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM)などです。

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