ASML 売上高見通しが予想を上回り急騰

  • 2022年10月19日
  • 2022年10月19日
  • BS余話

オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディング(ASML)の株価は、第4四半期の売上高見通しがアナリストの予測を上回ったことを受けて上昇しています。

同社は10月19日に第3四半期決算をしましたが、売上高は58億ユーロで、アナリストの予想を上回り、売上総利益率は51.8%で、同社のガイダンスを上回りました。

また、第4四半期の売上については、61億ユーロ〜66億ユーロ、粗利益率を49%程度と予想していると述べました。ブルームバーグが調査したアナリストの予想は、売上高が61億3000万ユーロであり、これを上回ったことになります。

ASMLは、年間では211億ユーロの売上高を見込んでおり、「粗利益率は50%に近づく」と述べています。

米国の新しいチップ輸出規制については、「ASMLがオランダから出荷するリソグラフィー装置に関する規則を改正するものではなく、ASMLの2023年の出荷計画全体への直接的な影響は限定的であると予想している」としています。

この決算発表を受け、10月19日のプレマーケットでASMLの株価は5%高の420ドル近辺で取引されています。

*過去記事「ASML 半導体の長期的な成長から恩恵を受ける優良株

最新情報をチェックしよう!