ファイバー 決算発表を受け一時19%上昇

フリーランサー・プラットフォームの専門企業、ファイバー・インターナショナル(FVRR)の株価が2月17日、急上昇、一時18.6%も上昇しました。この急騰は、17日朝、市場が開く前に発表されたファイバーの第4四半期の決算報告を受けたものです。

ファイバーは、売上高と調整後一株当たり利益の2つの指標について、アナリストの平均予想を上回りました。また、経営陣は第1四半期および通期の見通しを好調であると発表しました。

第4四半期の売上高は、前年同期比43%増の7,980万ドルでした。これは、アクティブバイヤーが前年同期比で23%増加したこと、バイヤー1人当たりの消費額が18%増加したこと、商品総量(GMV)に対する同社のテイクレートが拡大したことが要因です。アナリストの平均予想は、第4四半期の売上高が7,680万ドルでした。

同社のCEOであるMicha Kaufmanは、第4四半期の決算発表において、「当社のコミュニティへの永続的な注力とプラットフォームの改善により、2021年を好調に終えることができ、卓越したリテンションの傾向を実現することができました。戦略を継続して構築していく中で、当社は事業の関連性、価値、回復力に自信を持っています」と述べています。

経営陣は同社の見通しについても明るく見ており、最高財務責任者(CFO)のオファー・カッツ氏は、「ファイバーは、予測可能なコーホート行動を伴うすべての指標で成長を続けており、今後1年間の強力なガイダンスを提供する自信があります」と述べています。

経営陣は、2022年第1四半期および通期の売上高の前年比成長率を、それぞれ24%から27%、25%から27%としました。この両レンジの中間値はいずれも、アナリストのコンセンサス予想を上回っています。

*過去記事はこちら ファイバー FVRR

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